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函館市の市街から9kmほど東にある中世の遺跡です。室町時代には渡島半島にはこの志苔館を始め12以上の館が有ったと言われています。この志苔館は小林氏の居館で、室町時代まで利用されていましたが、永正9年(1511)のアイヌの蜂起の時に陥落し、その後は廃館となりました。
志苔館の空堀
発掘された志苔館の空堀に橋が架けられていました。志苔館はアイヌの最大級の蜂起として有名な康正2年(1456)のコシャマインの乱で陥落しています。陥落は翌年の長禄元年(1457)5月14日です。(松前藩の史書「新羅之記録」による)コシャマインに率いられたアイヌがこの空堀を乗り越え志苔館に攻め入ったのでしょう。
志苔館の跡
志苔館は中世の館としてはそれほど大規模なものではありませんが、海岸の高台にあり要害を得ています。
志苔館から函館山を見る
志苔館から函館山までは10kmほどです。
志苔館の海がわの崖
志苔館の海がわは急峻な崖となっています。標高はさほどでは有りませんが、攻め上るにはきつい勾配です。
志苔館(しのりだて)の地図
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