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知床と根室の間から海に向かって突きだしている全長26kmの日本最長の砂嘴が野付半島です。半島に抱かれるような内水面の岸辺には、かつて林だった名残のトドワラやナラワラなど樹木の立ち枯れた姿が見えます。一方で陸地は夏、色とりどりの花が咲き乱れ、お花畑となります。野付とはアイヌ語で顎を意味する「ノッケウ」が語源です。野付半島が先端に行くにしたがい湾曲しているので、人の顎に見立てました。野付湾の北海シマエビ漁で用いられる打瀬船は北の風物詩として有名で、野付半島の自然とともに北海道遺産に指定されています。
丹頂鶴
国の特別天然記念物に指定され保護されている丹頂鶴の生息数が、近年、1000羽を越えました。これまで、主に釧路湿原を生息地域としていた丹頂鶴でしたが、数が増えたので、生息地域を拡大するようになり、野付半島の湿地でも見られるようになりました。
ナラワラ
野付半島の先端までの中間にパーキングエリアが有ります。パーキングエリアにはナラワラと書かれた看板が入り口にあります。駐車場から野付湾に浮かぶナラワラが遠望できます。
ネイチャーセンター
フラワーラインの先端の手前に有ります。野付半島の遊歩道を歩いてトドワラを見たり、馬車に乗ったりする際の基地になります。中の展示はたいしたことは有りません。野付半島ネイチャーセンターのホームページhttp://www.aurens.or.jp/~todowara/
遊歩道
ネイチャーセンターからトドワラがある海上の木道まで、片道1.2kmの遊歩道があります。遊歩道の周りには、初夏、野の花が咲きます。野鳥も多く見られる場所なので、双眼鏡などを持っていれば楽しいでしょう。写真は2005年6月27日に撮影しました。遊歩道の左右には、黄色い花をつけたセンダイハギが見えます。
トドワラの木道
ネイチャーセンターから1.2kmを歩くと木道が現れます。浅い海の上に敷かれた木道は、トドワラの間を通ります。
トドワラ
トドワラは砂嘴の上にできたトドマツの林が、海水面の上昇や砂嘴の沈降によって海水が進入して枯れたものです。トドワラの大部分は樹齢100年前後で、中には樹齢が150年を越えるものもあります。
腐朽するトドワラ
立ち枯れていたトドワラは、歳月を重ねると腐朽して行きます。倒れたトドワラの跡には塩湿地植物が育成してきます。
砂嘴に降りる
トドワラの木道の一番端に、小さな砂嘴へ渡る橋があります。この橋を渡ると、砂嘴に降り立てます。波をかぶるので、濡れても良い格好である必要があります。
ヒオウギアヤメ
6月下旬から咲き始め、7月一杯楽しめます。撮影は2005年6月27日です。
エゾカンゾウ
6月中旬から咲き始め、7月中旬まで約1月の間、楽しめます。
センダイハギ
6月上旬から咲き始め、7月上旬まで楽しめます。6月下旬では、一番花が目立っていました。
ハマナス
6月から9月一杯咲いています。最も花が咲く時期は7月です。ピンク色の花は、野付半島で一番目立っています。
クロユリ
5月中旬から咲き始め、6月一杯まで咲いています。この花は遊歩道の脇にはあまりありません。
野付半島とトドワラの地図
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